FC2ブログ

コアガラスの器ー佐藤透

特集!コアガラスの道具・第5回 芯(コア)

第5回 芯(コア)
DSC_4462.jpg

コアガラスという技法名の由来となった芯(コア)についての話です。
コアガラスは細いガラス棒をバーナーでとかしながら芯にまきつけるようにして作られます。
芯はスチールウールと耐火石膏を使って作っていますが、あるガラスの本で紹介されていたものは家畜の糞にワラを混ぜ込み、鉄の棒の先に固めて乾燥させたものを使っていました。初期の頃はこうやってつくられていたのかもしれません。

芯にガラスが2mm程肉づけされたのが器になりますから、器の良し悪しはこの芯の形の出来、不出来に左右されます。形のデザインが決まると、手作りのろくろで芯を作ります。芯は一度きりしか使えないので、器をつくるたびごとに芯も作ります。
ろくろには芯を真二つにした形に切り取られた板がついています。これを使うことで、同じ大きさの芯をいくつも作ることができます。と言っても一日に作れる芯の数はせいぜい4、5個です。
作品の中には面取りされた形や輪花といって、かぼちゃに似た形のものもあります。これらは芯の形も面取りであったり輪花であったりします。蓋物の蓋も芯を作って制作しています。
スポンサーサイト

 | HOME | 

■ プロフィール

佐藤 透

Author:佐藤 透
コアガラス作家

■ 年間スケジュール

2019年
3月 ギャラリーフクタ(玉川学園)
5月 ギャラリーカワモト(富山)
7月 日本橋三越(東京)
11月 横浜高島屋(横浜)

■ 展覧会

次回は3月16日からギャラリーフクタです。(町田市玉川学園)

■ 最新記事

■ カテゴリ

■ 閲覧者

■ facebook