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コアガラスの器ー佐藤透

斜め格子花縁丸紋香水瓶

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これは平家物語の登場人物に合わせた香水と香水瓶を作る企画の中でデザインした一点です。
その登場人物は弁慶です。勧進帳などでも馴染みの弁慶ですが、僧→寺→鐘と連想して鐘をつく丸太が当たる場所の形から取って来たのが花縁の丸い模様です。名称は忘れてしまいましたがお寺の鐘を見てみてください。同じ形が見つかります。
そして弁慶の力強く敵と立ち向かった時の姿と不動明王のイメージが重なりました。不動明王の炎の揺れ動く炎の先の形をもう一つの模様にしました。
「剛」の人の弁慶には曲線よりも直線のデザインが似合うので斜め格子模様と花縁の丸と炎のイメージを合わせて出来上がりました。
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雪輪草花模様飾瓶

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駒場の民藝館に紅型の展覧会を見に行きました時に南国らしい明るい色彩の花や蝶の模様と一緒に雪輪が大きくあしらわれているものを見ました。雪がモチーフの模様ということをもしかしたら知らずに使ったのかも知れませんが自由だなと感じました。
それから私も雪輪を使ったデザインを描きたいと思うようになりました。
春先の思いがけない雪や大きなボタン雪に驚き思わず喜びの声を上げます。そういうイメージを巻き貝形の飾瓶に込めました。

高さ10.4cm 最大径7cm

清流稲穂模様坏

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清流稲穂模様の坏を紹介します。

日本酒おいしいですよね。
盛岡には北上高地の伏流水が沸き出てくるのでしょう。名水百選にも選ばれる清水があり造り酒屋が何軒かあります。酒造りに欠かせないものといえば良い米と水です。ということで、この坏には鳳凰が稲穂をくわえている図が描かれています。そして裏面には清流にしか住まない川海老が水草をはさんで2匹います。
風や流水のイメージと重なるように細い線の地模様をつけました。
この坏でおいしいお酒を召し上がってください。
但し、熱燗にはお使いいただけません。

高さ5.5cm


楽園

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高さ10cm、黄緑色のしずく形の飾瓶です。
前後は少し平らになっていて縦に溝が4本入った輪花形の扁壺です。前面には二羽の小鳥と木の実がついた小枝、後面にはピンクの花をつけた草が茎を伸ばしています。左右両側には丸い花と実がついています。
蓋のつまみにもしずく形の模様がはいっています。
鳥が鳴き交わし草木が花や実をつけ伸びていく様が平和で生命の喜びといったイメージと重なり「楽園」と名付けました。

亀模様香水瓶



今回は亀模様の香水瓶を紹介します。
高さ9.5cm 幅6.5cm 奥行き5.9cm香水瓶の前後に合わせて5匹の海亀が泳いでいます。
陸の亀とちがい海亀は足がヒレの形をしています。
潮の流れと泡をイメージしてレース棒で弧の組み合わせを描き、白い点の列を沿わせてつけました。
瓶の両肩に濃い緑色のガラスを盛り上げ、栓の頭にはミルフィオリを散らした球がついて亀を連想させます。
この作品は10月6日からのギャラリー田中(銀座)の個展でご覧いただけます。

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■ プロフィール

佐藤 透

Author:佐藤 透
コアガラス作家

■ 年間スケジュール

2019年

■ 展覧会

工藝 藍學舎アーカイブ展
11月17日(土)〜25日(日)
(24日(土)は休み)
〒981-4251
宮城県加美郡加美町字西町78
Tel/Fax 0229-63-4739
営業 午前10時~午後6時

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